こんにちは!
植物を愛する人のためになるブログを作成中です!
ボタ日誌管理人です。
よろしくお願いします!
あなたは
「白いアガベの子株」
に出会ったことはありますか?
「植え替え途中、真っ白な子株を発見したけど、取っていいか分からない…」
「取ったか子株が白い…発根できるの…?」
と思ったことはないでしょうか?
この記事では、
私が白い子株と出会い、育成している経験をもとに書き連ねています。
・白くなる原理
・白い子株の発根管理
・育て方
について進めていきます。
このブログでは以下のような記事もあります。
気になりましたらぜひ…!
本記事の結論
まずはこの記事の結論です!
・白い子株は取っても良し!
・光に当てると緑になる
・発根管理には注意が必要
こんな感じの結論です!
以下から詳しく説明します!
植え替えの時に見つけてしまった白い子株
先日、植え替えをしていると白い子株が急に現れて戸惑いました。
買ってから一年以上経ったアガベ チタノタ 姫厳龍。
脇から子株が見えて数か月経ち、親離れさせてあげるか….と思い、植え替えを実行。
すると、、、
なんと、、、
もうひとつ子株が隠れていました。
しかも、かなり小さくて白い。
いったいどうしたらいいものか、、、
真っ白な子株は取ってもいいの?
取っても大丈夫です!
ただし、発根管理 初心者の方は注意です。
子株とは
子株とは、植物の根元などから出る根も葉もある小さな植物のことです。
親と子の関係からそれぞれ親株、子株と呼ばれます。
出てきた子株は親株と同じ種類の植物で、独立した個体として生育することができます。
子株は親株の血統を引き継ぎ、似た特徴を持って成長します。
親植物から出ている枝や茎のようなもので、株分けとも呼ばれます。
なぜ子株が発生するのか
植物が子株を生み出す理由は、繁殖や生き延びるための戦略が関係しています。
理由➀ 繁殖のため
子株は親株と同じ遺伝子を持ち、自家受粉による自家繁殖が出来るようになります。
また、子株は親株から独立した個体として成長するため、新たな生態系を構築することができます。
理由② 環境の変化に対する適応力を高めるため
子株は親株と繋がっており、栄養素も共有できます。
それによって厳しい環境下でも適応できるようになります。
例えば、乾燥地帯では水分を蓄えるために子株を形成して株を広げて栄養分吸収することで、生存率を高めることができます。
岩場など根を張りにくい場所では、岩に根を張るのではなく、岩の隙間に子株を生じさせることで、生存率を高めることができます。
これらの理由から、多くの植物種は子株を生じることで、環境に適応し、繁殖を行う生存戦略をとっています。
白い子株は子株の子株
白い子株は赤ちゃん子株です。
通常であれば、親株の脇から子株が飛び出してきて、鉢上からコンニチワしてくれます。
下の方で説明はしますが、
白い子株は親株から生まれてきて間もない植物です。
本来なら親株の栄養素を受け取りながら、育てた方が成長は早いです。
白い子株単体となると、生命力は低く、栄養分を作るのも苦手です。
見応えのある株に成長させるためにも、根はしっかりと張ってもらいましょう。
白い子株はどうやって発根させる?
子株の発根方法は主に4種類あります。
- 水耕(葉元を水につける)
- 土耕(土に植える)
- 腰水(土に植えて、水に浸ける)
- 水苔(湿った水苔に置く)
子株の発根管理時に一番注意すべきことは….
葉の腐りです。
葉が数枚しかない子株は生命力が弱く、いちど腐りが入ってしまうと発根が難しい場合があります。
上記で紹介した発根管理は、良し悪しがあるので、ご自身が管理しやすい方法を選ぶと良いと思います。
ちなみに、葉が腐る理由は2つ。
➀水の中の雑菌
②気孔の閉塞(葉が水に触れて、呼吸が出来なくなる)
※発根管理の際は、清潔な水を使用し、根元のみに水が触れるようにすると良いでしょう。
また、植物の成長は季節や環境によって異なるため、時間をかけて発根を待つことも重要です。
ちなみに私は土耕にしました。
溶けるリスク少なめで発根後もそのまま育てられるからです。
以下には、オススメの発根管理グッズを紹介しておきます。
そもそもなんで白い?
植物の子株が白い原因は、光合成を行う緑色素であるクロロフィルの不足によるものです。
クロロフィルは光合成に不可欠な色素であり、葉緑体の中に存在し、葉や茎に緑色にします。
つまり、色素のクロロフィルが少ないと葉や茎が白くなるという事です。
不足すると葉が白くなるクロロフィルとは?
クロロフィルとは、植物にとって大切な緑色の色素です。
植物は光合成する中で、クロロフィルは非常に重要な役割を果たします。
光合成では光エネルギーを吸収して、二酸化炭素と水から養分を作ります。
その養分を作る過程でクロロフィルが光エネルギーを吸収する役割をしてくれます。
クロロフィルは植物が成長するために、必要不可欠な物質といえます。
逆に言うと、
クロロフィルが不足すると、植物の成長も遅くなってしまいます。
クロロフィルの不足する理由は、
日照不足や栄養不足などの環境ストレスがあります。
環境ストレスを抱えると、光合成で養分の生成が難しくなり、植物に栄養が不足してしまいます。
すると、葉緑体に十分な栄養を受け取れなくなり、クロロフィルの生産量が減少します。
クロロフィルは緑の色素なので、減少してしまうと葉や茎が白くなってしまうということです。
カンタンにまとめるとこんな感じ。
白を緑に!
私の子株の場合は、日照不足が考えられそうです。
鉢上から見えるほど大きくなっていない状態でした。
光に当たっておらず、光合成不足によるクロロフィル不足で白い状態だったと思います。
そこで、植物育成LEDに子株を当てて様子を見てみました。
一週間後。。。
葉が緑になっています!
クロロフィルが生成されたようです!
やはり日照不足によって、白くなっていたみたいですね!!
さらに2週間!
発根管理も完了です
色も緑が増すどころか、光が強くてストレスカラーが出てますね。笑
クロロフィルの不足は、栄養不足や光不足によるもの、あるいは病気やストレスによるものなど、様々な原因が考えられます。
そのため、子株が白くなっている場合は、クロロフィルの不足が原因の1つとして考えられるため、適切な対策を行うことが重要です。
育て方は?
育成時の注意点(普通の子株との違い)
基本的に白い子株は、一般的な緑の子株よりは繊細です。
以下の注意点を参考にして、育成しましょう!
- ➀ 強い日光を避ける
-
白い子株は、クロロフィル不足や欠如により、光合成がうまく行われず、日焼けしやすくなります。
したがって、直射日光が当たらない場所や、半日陰の場所で育てることが望ましいです。
② 適切な水やり-
クロロフィル不足により光合成が弱くなっているため、水やりにも注意が必要です。
適度な水やりで乾燥状態を避け、健康な成長を促すことが大切です。
腰水で常に水に浸した状態にしても良いと思います。 - ③ 適切な肥料
-
成長に必要な栄養素が不足していることがあります。
適切な肥料を与え、栄養バランスを保つことが大切です。
ただし、過剰な肥料は逆に成長を妨げる場合があるため、肥料の与え過ぎには注意が必要です。 - ④ 空気の流れを確保する
-
高温多湿の環境では病気や害虫が繁殖しやすく、子株に悪影響を与える可能性があります。
適度な換気を行い、空気の流れを確保することが重要です。 - ⑤ 病害虫の予防と対処
-
白い子株は、免疫力が低下しているため、病害虫に感染しやすくなっています。
継続的に定期的な健康チェックや、病害虫に対する適切な対処が必要です。
これらの注意点を守りながら育てることで、健康的な成長を促し、良型なアガベに育てることができます。
まとめ
ってことで、
今回はアガベの白い子株について書かせて頂きました。
子株が出てきた時ってどのタイミングで植え替えするのが正しいんですかねー笑
「早く植え替えたい、植え替えたい!」なんて思い始めたら、でもいいんですかね。
植え替えたいときが植え替え時ぃ~ということで私はやっていきたいと思います。
ではッ!
この記事はおわりとします!
コメントもお待ちしております!!
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